涙の霧わげそう
ぼやけてゆくわしえと
おいかけても腕はとどけない
きみのほほにふれて
きみの声だきいて
すべて冬の幻なのか
いまもとまたままの
かしきのなかで
はまわねむけゆう
しろくほそいかただきしめて
ふたりどこけていたい
いまるこころばしゃまようでおどれせれてしまる
あまく でしょうのなかにさく
あさえかなながみ
すこし なんどをされただけ
それにてつきのなか
ふかいかぜがつめかい
むねのおくでささやくことばにのはて
もうおしてこもましょうでどうしてことじたいに
うまれてきてうんめいなのか
きのがるきみへのなかにえがいたふたつのさいせをつないて
ふるなかくるしくなるだけ、こなにことばがふるえる
なんどかなしわせたけのきみがあらいたしくて
ああ、いまもふたりはあのひとおなじこりついてまま
こわさないで
しろくほそいかただきしめて
ふたりどこけていたい
いまるこころばしゃまようでおどれせれてしまる
あまくでしょうのなかにさく
あさえかなながみ
すこし なんどをされただけ
はたしあこしろいせかいから
ふたいだあきえてしなを
ふらうこころばしゃみやさで
まわれきおめいかれ
はばてくるはるなかをにされ
つめたゆかるから
きみもやさしねがよね
すくしまどをされただけ