感情なんてもんはどうしても無駄だって悪魔は言った
何もかも捨てちまえよ
ああ、快不快も、喜怒哀楽さえも
どうしようもない事実、人は終焉から逃れられない
誰も抗えない欲望に従え
思考を休めるな脳味噌を回せ
誰もお前のことなど見ちゃいないさ
おかしくなってしまうことをどうして恥じる
お前らに完璧で間違った踊り方を教えてやるから
一世ので捨てちまえ、そんな命ならば
何十何百何千何万回学習しなさいな
どうしたってさ、空っぽの頭骨だろ
分かっているのかい
感情なんていつ何時でも邪魔だって悪魔は言った
反論の余地などない
ああ、人生に意味を与えてをくれ
四に丸でさえも救えない終焉があると知った
誰も疑わない神様を疑え
思考を休めるな脳味噌を回せ
誰もお前のことなど見ちゃいないさ
ためらっている数秒の無駄さを知れ
お前らに完璧で間違った踊り方を教えてやるから
一世ので捨てちまえ、そんな命ならば
何十何百何千何万回学習しなさいな
どうしたってさ、頭ん中空っぽなこと
分かっていないようだ
商人よくに冷腑され、死んだ鼻をぶらさげている女
何かを愛すことすら、ままならないまま飢えを待つだけ
踊り方を知らない、芸術の価値などわからない奴らに
堕落していれば何も見えないまま
真善美に背いた踊り方を教えてやるから
一世ので狂っちまえ、惨めな姿で
何十何百何千何万何億人の中でさあ
そうして埋もれていたっていいと
どうして言えるのだろう
ねえ、世界が輪廻っている狂信は
賢者でさえ目が眩むような光を放っている
今夜、悪魔がお前らにこう言うぜ
神とやらに惑わされるなよ
