- cifra
放課後グラウンドでかけ声がこだますて
気づけば探していた
バトンを握りしめ風を切って走る君に
またもこりずに心ひかれてく
思い出す思い出すあたって砕けたあの日
うずくかさぶたとしまえない気持ち
ふわり恋が積もってゆく
遠くで眺めているだけの儚い想い
まだ僕に勇気があったらなぁ
そうわかってる臆病になってすくんでいたら
ゴールはないってこと
同じ教室で過ごす日々もあとわずか
そしてそれぞれの道へ進んでく
動きたいけど動けない焦ってこぎらせているようだ
それでも季節は無情に過ぎてゆく
きらり光が射し込んで
ほんの少しだけ僕にチャンスをくれたらな
このまんまただのクラスメイトなら
そうきっと君の青春の一ページにも
残りはしないだろう
旅立ちを祝う歌 思い出は走馬灯迫る最後の時
繋げなかった手 見つめてやり残したことがまだ、僕にはある
ふわり花びら待っている
よどみなく澄み渡った空 早る風
僕は今君のもとへ走る
この胸に詰まった想いを伝えよう
また砕けたって勇気を振り絞って!