ああ どうして僕は生まれてきたのだろう
今、僕は抜け殻で瓦礫に彩りを与えてる
砕け散った心繋ぐことはできずに
敗色なることに身を預け続けていた
暗闇に差し込む光 それはいつもどうしようもなく冷たくて
希望溢れる朝焼けはまるで世界の終わりかのように
その愛が全て奪っていった錆び付いた理性
断べきは意味を成さず崩れてしまった
もう何も欲しいものなんてない 戻れないのなら
僕はいつか空っぽの抜け殻になる
ただ一度 ただ一度だけ この僕が
泣くことを許してほしい
ああ 何度眠っても
あの夜が明けることなんてない 止まったままの時計
瓦礫の中 いくら叫んでもあなたはいない
呼吸が止まるほどの雑音 置き去りにされた子猫
削り取られたアスファルトが涙流してる
もう何も欲しいものなんてない 抜け殻の僕は ああ ただ
もう一度 ただもう一度だけ その目開いて
僕に微笑みかけておくれ