あわきひかりはなつたいようが
ちへいせんのむこうにしずんでく
それはまるでひとごとのように
すっかりいたについたこどくは
じまんできるようなもんじゃないし
ましてわらいばなしにはできない
こんやはもうソファーでこのままねむろうか
あさろくじうらないさいかいで
まにうけてすこしだけへこんだ
にびょうごにゃどうでもよくなった
ごごにむけてんきはくだりざか。くもりのち、らいう
そんなことよりけいたいのじゅうでんきはどこいった
よけいなものばかりがふえていく
このへやじゃたいせつなものはゆくえしれず
ほこりまみれのかがみにうつるのは
それによくにあうじぶんだった
おもいだしていたんだきみのことを
ふりかえってみつけたきょうだいなれいんぼう
とおざかっていくのかなこれからもっと
くだらない」ってわらってよ
ちいさくこぼれたひとりごと
あすもまたせいなるたいようは
ちへいせんのむこうでめをさます
よんじゅうろくおくねんかわらずに
おわらない」としんじたきおくや
かわらない」とちかったあの日々は
いつのまにかきえてなくなった
いまさらなにかかえるきはないってわけじゃない
いつかかいたえらそうなことば
おそるおそるでもいっぽふみだせば
ちがうけしきにであえる」ってさ
おもいだしていたんだきみのことを
ねころがってみあげたふりそそぐげっこう
きみはなんていうのかないつものように
へいきさ」ってうたってよおもいをかさねたあのうたを
ていきあつがたちこめ
なんだかせかいはふあんていなようだ
いっそのことながされて
じょうしょうきりゅうにのってそらへゆこうよ
おもいだしていたんだきみのことを
てをのばしてつかんだたくさんのふゅーちゃ
とおざかっていくのかなこれからもっと
くだらない」ってわらってよいつものように
きみはなんていうのかなこんなときこそ
よゆうさ」ってうたうんだろ?おもいをかさねて
あの日のじぶんへのひとりごと