まわたのようなきみのてをにぎりしめた
こわれそうなほそいかたをだきよせ
つぶやくことばもなみだごえうまくいえずに
とおくへいくきみへのさいごのことば
あのひきみがくれたほんとうのやさしさを
おもいだすとなみだがあふれだし かなわぬおもいが
ただきみといたい そばにいたい ずっとずっとすべてをすてて
さよならするまでじかんをとめて わずかなときをふたりのために
かぜがまだすこしつめたいしがつのそらは
きみとはなれてはじめてのにちようびを
やけにまっさおなそらとまっしろなくもで
まぎらすようにいつまでもつつんでた
とつぜんのつよいあめにこごえそうなときは
こかげでやすめばいい ぼくがきみのかさになるから
でもきみはいない あのころのようにひざをかかえてる きみはいない
あなたとあるいたいろんなきせつをひとつひとつおもいでします
はるのあおぞらもなつのはなびもあきのうみべもふゆのあらしも
(はるのそら なつのはなび あきのうみべ ふゆのあらし)
つばさがあるならとんでゆきたい とおいとおいきみのそばに
(つばさがあるなら とおいきみのそばに)
いますぐ
ただきみといたい あのころのようにうみがかれてもそらがおちても
ただきみといたい そばにいたい ずっとずっとすべてをすてて
ららら
あのひのように