えらべよ かわりゆくじだいを わりきれなくとも
このとき このぶたいを いきぬくから
てごたえのないきょうでさえも
つむぐよ でこぼこな これのみちに ふりそそぐあめさんさんと
なやましくいきまどうぼくらの
かなしみさえも みずにながしてゆく
さびついたじてんしゃをはしらせて きみへとむかうのさ あめにぬれながらかえろう
りんじにゅーすのしらせでは
どうやらこれからどしゃぶりのあめがふるらしい
かさをわすれたためいきは
ゆうだちがつれてきたなつのにおいにほどけてゆく
かこをうたうかなしみたちが くもとなりあめをうちつける
さけべよ きのはれるまで こえはあめにかきけされ
いまじゃどこのだれにもとどかなくても
ておくれになってしまったみらいへさえも
つなぐよ そのばとんを
しずかにまってるひとがいるあめさんさんとなやましく
いきまどうぼくらのかなしみさえもみずにながしてゆく
せんろそい かぜをきりいっちょくせんにきみへとむかうのさ あめにぬれながらかえろう
あめさんさんとふりそそぎなつをはじいてはんしゃしたぼくらをうつしだす
あめさんさんとふりそそぎなつをおよいでずぶぬれのぼくらをうつしだす
はげしくてりつけるたいようよ ぼくらをみちびいておくれよ
みらいをうたうことばだけが かぜとなりもりをふきぬける
えらべよ かわりゆくじだいを わりきれなくとも
このとき このぶたいを いきぬくから
あおきはるのまばたきから なんどさめようとも
つむぐよ でこぼこな これのみちに ふりそそぐあめさんさんと
なやましくいきまどうぼくらの
かなしみさえも みずにながしてゆく
さびついたじてんしゃをはしらせて きみへとむかうのさ あめにぬれながらかえろう
