しだれざくらにかすかただようつきのあかりにしみるふえのね
それはやさしくそれはかなしくやみとまざりてこになる
とおくはるかにねむるあのひとをつつんで
いろあせきえたきせつひとりたずねてみても
このてにふれるものはあわゆきのようなはなびらよ
めぐりゆくさいげつにおきざりのはふたつが
かなでるうつくしさにもどかしくてなみだする
ゆめにさまようかげとひかりがときとまざりでつらなる
かぞえきれないほしにあのひとをうつして
かなしいみはこだまするこのむねをかけめぐる
えいごうのいとしさをころものようにまとい
いろあせきえたきせつひとりたずねてみても
このてにふれるものはあわゆきのようなはなびらよ
めぐりゆくさいげつにおきざりのはふたつが
かなでるうつくしさにもどかしくてなみだする