わすれたかった日々が
わすれたくない思い出になってく
あの頃の僕らはきっと手を離す
ことがただ怖くて
ふたりが解けたこばるとの街が今
もねむたそうにめざめるよ
願うようにぎゅっと握りかえすてのひら
きみが待っていた言葉をぼくはいえなかった
わすれたかった日々が
わすれたくない思い出になってく
さよなら いまも あさやけにかくれ泣いたきみの笑顔
ずっと消えない
好きな場所 にがてな味 ずいぶん覚えたつもりでいたけど
まだ見ぬ誰かと幸せなきみはぼく
の知らない顔をしてるの
ひきよせるほどほつれていったそでぐち
それでも僕らつなぐ糸をさがしてたね
わすれたかった日々が
わすれたくない思い出になってく
さよなら いまも あさやけにかくれ泣いたきみの笑顔
ずっと消えない
だれよりたいせつなひと ぼくをあいし続けてくれたひとよ
さよなら きみをすきになれてよかったよ
わすれたかった日々が
わすれたくない思い出になってく
さよなら いまも ありがとうねと すこし泣いたきみの笑顔
ずっと消えない
あの頃の僕らはきっと
こばるとの街のどこかで笑ってる