青春の病に侵され
儚いものばかり求めて
いつの日か粉になって散るだけ
青春は何度目の色
青春にさよならを
やめたあんなことあの日でもうやめた
と思ってた でも違った
僕は自分が思うほど強くはなかった
無理だ 立ち切ってしまうなんて無理だ
と思ってた でも違った 僕は自分が思うほど弱くはなかった
君の声が 君の声が
頭かすめては焦る
こんなままじゃ こんなままじゃ
僕はここで生きたえる
止まることなく走り続けてきた
本当はそんな風に思いたいだけだった
ちょっと進んで またちょっと下がっては
気づけばもう暗い空
青春の病に侵され
儚いものばかり求めて
いつの日か粉になって散るだけ
青春は何度目色
青春にさよならを
そうか 結局はみんな繋がってるから
寂しいよね 苦しいよねなんて
自分をなだめてる暇なんてなかった
君の声が 君の声が
僕の中で叫び出す
耳すませば 耳すませば
何もかもが蘇る
止まることなく走り続けてゆけ
何かが僕にいつでも迫ってくけど
どこへ向かって走り続けんだっけ
気づけばまた明ける空
無情の水面が涙たえば
ため息まじりの朝焼けが
いつかは消えゆく見出せば
こだわらせるな罰当たりが
切れど切れど纏わりつく泥の渦に生きてる
この体は先も見えぬ熱を燃やし続ける
野晒しにされた場所でただ漂うけだものに
心奪われたことなど一度たりともないのに
青春の煌めきの中に
永遠の光を見ないで
いつの日か粉になって散るだけ
青春の儚さを
