ねむりからさめてもうごけないからだ
やみあがりひとらしきひといかになりさがり
かちのないものにかちをつけ
かちかんとうそぶくものにしはらいのぎりはない
せかいはよっぱらいへらへらまわるけどせんとうき
ぼうりょくとことばがつりあえば
ビルかぜにねころんでひゃくねんたったらおこして
つちにはかえれぬものたちとそいねして
うらにわのかたいみがまっかになったらおしえて
このなつのおとずれをそよかぜにことづけて
そらをこえ
ふるさとがきらいゆきがつもるのきらい
おもいでとしんじゅうするつもりもないし
ゆうなぎのせいじゃくみみをすますうみに
あのこがそだったまちだからそこはすき
せかいいちきらいなにんげんとせかいいちだいじなにんげんを
ひとりしかすくえない
だとしてもまようだろうそういうもんだひととして
りょうしんがあってこそりょうしんがいたむのだ
うらにわのかたいみがまっかになったらおしえて
このなつのおとずれをそよかぜにことづけて
そらをこえ
こうはいしたこのとちでもういきていけないから
ノアのはこぶねてきうちゅうせんほのおをはくひこうきぐも
みんなちきゅうをでていった
ぼくはそれにてをふった
さよなら
このまちがもえつきてひゃくねんたったらおこして
つちにはかえれぬものたちとそいとけて
うらにわのかたいみがまっかになったらおしえて
このなつのおとずれをそよかぜにことづけて
そらをこえ